各家単位墓の先祖供養 三昧陵はこうした方のためのお墓です。
例えば、兄夫婦の一人息子に子供の無い弟夫婦が「死後のまつりを頼みたい」とか、妻の生家が絶えてしまい祀り手がない、一人娘が嫁いでしまい両親を祀れないなど・・・
一軒の家で、自家の仏の他に、分家の仏をまつることは、相続人が一人で二軒分の先祖まつりをすることとなります。それは、いかにも功徳になりそうですが、死者と生者との関係は逆で、功徳になっても、運は逆に悪くなるのです。
それは、一人で二軒の面倒を見ると言うことであり、潜在的に居候や、すねかじりを抱え込む、俗に「厄介運を持つ様になる」ので、吉祥菴の様に、単なる先祖まつりではなく、特に、無縁仏のまつりの専門家に頼むことが望ましいのです。吉祥菴が後々この死者の面倒を貴方に代わって見て行こうと言うことです。
「三昧陵」の祀りについて
吉祥菴での無縁石仏供養を継続する中で、沢山の古い墓石の整理を通じ、祀り手を失った墓にかかわりを持つ家に特有な原因の判らない、科学でも説明が出来ない様なさまざまな陰惨な問題を抱えていることに改めて気付かされました。
と同時に、それが、祀り不足とか、祀り洩れとかと言った類いの先祖霊に結びつき、そうした霊の供養に入るのですが、こうした霊は、俗な表現をすれば、”ひがみ”が強く、頑固と言うか、ヘソまがりと言うか。なかなか通り一遍の供養などでは納まりません。そのために各家単位の祀りの形態をとるのです。更に、写経とか、地蔵行とかいろいろな追善の供養をしてやっと、と言う所でしょうか。それはあたかも死者の霊にも各々、個性があると言うことを物語っていると思います。特に絶家の霊は憑依性が強い災厄の元凶とも云うべきものです。
こう言ったことの繰り返しの中でこうした不遇な霊魂は、月並な供養では納まらない。一般的な供養では駄目で、有縁の霊の供養の様に、その霊を正面にすえて一対一のまつりをする位でないと納まらない。そのためには、小さくても墓がほしいし、三十三年までのしっかりとした慰霊が必要と言うことなのです。
病気を癒すにも、診療科目が分かれる様に、こうした霊には、こうした霊専門のカウンセラーが必要と言うことになるのです。
祀り手のない霊を自家の先祖墓のかたわらで迷い半分で祀ると言ったことは、厳に慎むべきことなのです。
特に、相手は精神世界のもの一般には、その意志を確認することは出来ないのです。
成仏のために祀りを求める死者、言いかえれば、求めざるを得ない不遇な死者と言えるかも知れません。こうした霊の供養を目的とした墓、これが三昧陵なのです。
円蔵寺と吉祥菴が代わってご供養いたします
原則として、埋葬後、33回忌までの各法要を各霊毎に執行し、33回忌以後は永代供養に変わり、
墓石はその時点で特にご要望がない限り無縁祭壇に合祀します。
墓石(五輪塔)、外柵、納骨室、土地1.5㎡付
墓地永代使用料(1.5㎡)
墓地永代管理料
永代供養料
合計価格 150万円(税抜き)